#ドイツ
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サッカー
ドイツ・ブンデスリーガに転換期 平等か格差か、リーグ成長の鍵を握る分配比率
2023年1月、冬の移籍市場でチェルシーが移籍金1億ユーロクラスの選手たちを次々に買い集めていた頃、DFL(ドイツサッカーリーグ機構)の総会の新年の挨拶の中で、ヨアヒム・ヴァツケ相談役会会長(ドルトムントのCEOでもある)は、「どぶネズミのレースに参加する必要はない。私たちはもっと自分達に自信を持つべきだ」と語りつつも、ブンデスリーガのさらなる国際化の必要性を唱えていた。
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サッカー
今夏の動向注目、鎌田の決断は? 26歳の日本代表司令塔は、どこへ
サッカー日本代表は2026年の次回ワールドカップ(W杯)に向けて「第2次 森保ジャパン」が始動した。新たな日本の中心選手として大きな期待を集める筆頭格は三笘薫(ブライトン)だろうが、同じように欧州でのステップアップに期待が集まる選手がいる。26歳の鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)だ。昨季の欧州リーグを制し、今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)で3試合連続ゴールを挙げるなど欧州で着実に足跡を残しており、今夏の動向が注目される1人だ。
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サッカー
ドイツの首都クラブ、ヘルタ・ベルリンの転換期。新たに株主となった777パートナーズの思惑とは
「ヘルタ・ベルリン」と「ウニオン・ベルリン」。欧州の大国ドイツの首都でありながら、ベルリンにはマドリードやロンドン、パリといった他の各国首都にあるような国際的に名声の高いビッククラブがない。それはなぜか。これには、ベルリンが30年前まで、東はドイツ民主共和国、西はドイツ連邦共和国に分断されていたこと、統一ドイツが連邦制をとるために、必ずしも首都に全ての機能や金が集中するわけではないことなど、いくつかの理由が考えらえる。
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サッカー
内田篤人がシャルケに凱旋!20周年を迎えたJFAユニクロサッカーキッズは次のステージへ
2月11日、土曜日の午前。前日の夜にシャルケのトップチームがウォルフスブルクと対戦して熱気に包まれていたのが嘘のように、フェルティンス・アレナはひっそりとしている。その裏の、広大な駐車場の間に立つ大きなホールの目立たない入り口の扉を開けると、200〜300人はいるだろうか。多くの日本人の親御さんたちがピッチを見守っている。そこではコーチたちの指導の下、お揃いのユニクロのTシャツを着た小さな子供たちが、可愛いらしい声を出しながら夢中で6対6のミニゲームをしていた。外の静けさとは対照的に、活気に溢れている。
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サッカー
高校注目ストライカーはドイツへ 「外国人枠」がない(?!)日本選手が挑戦しやすい環境
全国高校サッカー選手権でベスト4入りした神村学園(鹿児島)のFW福田師王(18)は、ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)のボルシアMGでプロとしての道を歩み始める。ワールドカップ(W杯)カタール大会でも活躍した日本代表の板倉滉(26)も活躍するドイツの古豪クラブ。まずはU23(23歳以下)のチームからということになるだろうが、実力が認められればトップチームへの引き上げも十分にあり得る。同じく九州からはJ1鳥栖の福井太智(18)が、同じようにドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンと契約し、ツヴァイテ(セカンド)チームから挑戦、27日にはテストマッチでデビューを果たした。
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サッカー
価値観の衝突を見たW杯 人権問題などに揺れた中東初開催の祭典
メッシが纏った黒いマントのようなものは「ビシュト」と呼ばれ、お祝いの時に着るアラブ伝統の外套だと知った。全世界の人が見守る表彰式という場で、ユニホーム姿の仲間の中で1人だけ違った姿をすることになったメッシ。なんとなく、この場には不釣り合いなようにも思えたが、メッシが万感の表情でトロフィーを掲げている姿を見れば、そんなことは些細なことかもしれない、と思い直した。 サッカーのワールドカップ(W杯)の熱闘が終わり、アルゼンチンがフランスとの死闘を制して36年ぶりに世界一の座に返り咲いた。マラドーナが伝説となった1986年大会以来の戴冠で、今大会はメッシが伝説に並んだ大会として歴史に刻まれた。日本代表のベスト16入りの健闘もあって、大いに盛り上がった1カ月だった。
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サッカー
0-0だった残り10分にリスクを取った日本。前掛かりな姿勢を生んだ選手交代策
ドイツ戦のミラクル金星から一転、日本が窮地に追い込まれた。11月27日、カタールW杯のグループリーグ第2節がアルラーヤンで行われ、日本は後半36分にミスの連鎖から先制点を奪われ、0-1で敗れた。
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サッカー
日本がドイツを撃破!「ドーハの奇跡」を生み出した要因は? アタッカー6枚の超攻撃的布陣を可能にした“あの選手”
日本がW杯優勝経験国を相手にW杯で初めて勝ち点3を手にする金星を挙げた。11月23日、カタールW杯のグループリーグ第1節がハリファ・スタジアムで行われ、ドイツと対戦した日本は2-1で勝利した。前半33分、ドイツMFイルカイ・ギュンドアンにPKを決められて先制されたが、後半から3バックへシステムを変更して盛り返すと、75分、途中出場のMF堂安律が1-1とする同点ゴールを決め、83分には同じく途中出場のFW浅野拓磨が勝ち越し点。日本が“因縁”のドーハで“ミラクル”を起こした。
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サッカー
未完のドイツ、勢い得たスペイン W杯開幕まで2カ月切る
欧州ではUEFAネーションズリーグが各地で行われ、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本と対戦するドイツやスペインもチームづくりは大詰めを迎えている。
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サッカー
逆境を乗り越えてつかんだ悲願のW杯出場、アジアでの203日間を振り返る
サッカー日本代表は3月24日、W杯アジア最終予選オーストラリア戦に勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。序盤は1勝2敗と窮地に立たされたが、最後は6連勝。9試合目で決着がついた。激動の203日間をハイライトで振り返りたい。
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サッカー
“経営目線”で見る欧州チャンピオンズリーグ 「ビジャレアル VS バイエルン・ミュンヘン」編
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝以降の戦いが幕を開ける。8強に進出したクラブは、資産家オーナーやソシオ(クラブ会員)など経営面に特色を持つチームであることを踏まえ、“オーナー目線”“経営目線”でそれぞれのクラブを分析。第4弾は4月6日(日本時間7日午前4時キックオフ)にファーストレグ、同12日(同13日午前4時キックオフ)にセカンドレグが行われる「ビジャレアル - バイエルン・ミュンヘン」の試合を取り上げる。
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サッカー
ウクライナ軍事侵攻がもたらすサッカー界への悪影響
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まったその日から、本来は政治と無関係だったはずのスポーツから、反戦を訴える声が続々と続いている。サッカー界で事態が最も大きく動いたのは2月28日だった。国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は、国際オリンピック委員会(IOC)がロシア除外を勧告してから数時間後、ロシア代表とクラブチームの主催大会への出場を全面的に禁止することを発表した。
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サッカー
【安西幸輝×鈴木優磨特別対談】Vol.4 海外移籍一年目で得られたもの
2019年まで鹿島アントラーズに所属した安西幸輝と鈴木優磨は、次世代における日本代表の中核を担うべくヨーロッパに活躍の場を求めた。最終回となるVol.4では海外で得られた経験値やこれからの意気込みについて語った。
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サッカー
ブラジルは「1-7の亡霊」を払拭したか? ドイツ戦“4つの目的”を検証する
戦いの意味・目的を明確にし、準備と対策をしっかり講じて試合に望み、その通りに結果をだす指導者は凄いと思います。次回はほとんどブラジル一筋のチッチ監督の戦術面での評価、概説をお願いします。 -
サッカー
ハリルホジッチは、世界王者をどう追い詰めたのか? 2014年W杯を振り返る
今日いきなり届いたハリルホジッチ監督解任の一報。この記事に書かれているような相手に合わせた戦術を構築する前段階での解任。会長の説明聞くと結局は選手との信頼関係だったようだ。この記事中に出てくるようなハリルホジッチ監督の本当に良い表情はオーストラリア戦でW杯出場を決めた時だけだったかもしれない。解任会見で気になったというか違和感覚えたのは、今回の人事を「新しい監督は内部昇格しかない」と表現したこと。監督を決める技術委員は大きい意味では当然サポートもするし、日本サッカー協会という組織内では内部というかもしれないが、現場ではない気がする。さらに技術委員長が監督になるというのは昇格人事ではないと思う。6 Comments
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スノーボード
平昌最大の快挙は、レデツカの“2冠”である。その凄さを解説する
レデツカ選手のコメントにあるように『山を下る』これすごく大事です。僕はスノーボードインストラクター資格を持っていますが、必ず最初に教えるのは『スノーボードは横で滑るのではなく、縦で山を下るスポーツです』と。特にアルペン競技はつま先が谷側を向いているので、スキーと同じなんです。もちろんこの快挙には驚きましたが、スキー、スノーボード両方滑れる方は多いですし、時にはスキー、時にはスノーボードと双方滑れるスノーボード兼用スキー板も販売されています。二刀流(2種目)のアスリートには批判や反対も多いですが、結果を成し遂げた時にはそれ以上の賞賛が送られますね。なにより自分が好きなことをする。自分の意思を通す。これがトップアスリートには大事なのかもしれません。1 Comment
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卓球
伊藤美誠と張本智和は、なぜ圧倒的に強いのか? 卓球ライターはこう見る
卓球を何度かやったことがある人なら「なるほど!」と思えるほど解かりやすい解説。2人の凄さをヒシヒシと感じることができました。 特に伊藤美誠選手の独創的スタイル、対戦相手は合わせづらく困惑するんでしょうね。(素人にはわからないレベルでしょうが…) 私は中学で卓球部であった為、その動体視力がボクシングで役立ちましたが、二人の動体視力は超人的に半端ないんでしょうね!3 Comments
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サッカー
コロンビアはなぜ蘇ったか 欧州の指導法を取り入れた育成事情
指導者の重要性がよく分かる記事でした。一方で、いい指導者がいたとしても能力に相応しいポストを用意して、継続性あるプロジェクトを託さなければ意味がないということも理解できました。どうしても南米サッカーの情報は欧州の情報よりも少ないので、藤原さんのような現地在住の日本人からの情報は有り難いですね。6 Comments
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