#サッカー
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Jリーグ
代表人気の低迷とコロナの影響を受けるJリーグ…日本サッカーにおける集客問題の現状とは
1993年に開幕したJリーグは2022シーズンで29年目を迎え、来年は30周年記念のシーズンとなる。2019年にはJ1の1試合あたりの平均入場者数が開幕後初めて20,000人を超えた。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦の中断や無観客試合を余儀なくされた。コロナ禍に見舞われて2年半が経過した現在も声出し応援に制限がかかるなど、コロナ禍前には戻っていない状況だ。さらに、今年7月に鹿島スタジアムで行われたE-1サッカー選手権2022決勝大会の第1戦、香港戦の入場者数は4,980人。国内の若手選手を中心に構成されたメンバーとはいえ、日本代表の人気低迷が騒がれている。そこで今回は日本サッカーの集客問題の現状と課題について考察していく。
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サッカー
夏の主役を演じたマンチェスター・ユナイテッド 「規律」のテン・ハフ新体制が名門復活を予感させる理由
8月に開幕したイングランドプレミアリーグの2022-23年シーズンで、マンチェスター・ユナイテッドが上々のスタートを切った。ブライトンとの開幕戦から2連敗して心配されたものの、8月23日のリバプール戦に勝ってからは4連勝。特に史上5チーム目の開幕6連勝を狙う首位・アーセナルに3-1で完勝した9月5日の試合は、“新生ユナイテッド”の躍進を予感させるものとなった。
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サッカー
ゴールより大切なもの「フェアプレー精神」 ~福岡-名古屋で起きた”故意失点”
キックオフした名古屋グランパスのFW永井謙佑は、立ったまま見送るアビスパ福岡の選手たちの間を抜け、難なくゴールを決めた。9月3日のJ1第28節で起きた一連の光景は、単純に珍しいプレーだったという話で終わるものではなく、「サッカーとは?」「フェアプレーとは?」という問いを、見るもの全員に突きつけたといえるかもしれない。
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サッカー
中田英寿が主宰する「CRAFT SAKE WEEKEND」が大盛況! 3年ぶりに復活した日本酒イベントの何が来場者の心に刺さるのか
その盛況ぶりに、いかに多くの人が、このイベントの復活を待望していたかが表れていた。サッカー元日本代表の中田英寿氏が主宰する世界最大級の“SAKE”イベント「CRAFT SAKE WEEK」のスピンオフ企画「CRAFT SAKE WEEKEND」が9月17日に開幕。初日から会場は熱気に包まれた。
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サッカー
世界最大級の“SAKE”イベントが3年ぶりに復活! 『CRAFT SAKE WEEKEND』を主宰する中田英寿が、そこに込めた思い
サッカー元日本代表の中田英寿氏が代表取締役を務める「株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」は、2022 年 9 月 17 日(土)から 19 日(月・ 祝)に国立代々木競技場で開催する複合型都市型フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 〜BEST MUSIC & MARKET 〜」において、世界最大級の”SAKE”イベント「CRAFT SAKE WEEK」のスピンオフ企画「CRAFT SAKE WEEKEND」を開催すると発表した。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#4】仮想通貨と深い関係性にあるスポーツベッティング 日本での合法化に進展も
スポーツの世界で勢いづく仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界とスポーツの関係性を紐解く連載企画「スポーツと仮想通貨」。第4回は、仮想通貨とスポーツベッティングの関係性を探る。
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サッカー
移籍金や放映権料が桁違い!?Jリーグと欧州のビジネスモデルの違いとは
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、Jリーグもシーズン終盤を迎え、激しい優勝、残留、昇格争いが繰り広げられている。7月にはメッシ、ネイマール、エムバペらを擁するパリ・サンジェルマン(以下、PSG)が来日し、川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦。3試合合計で16万人を超える入場者数を記録し、スター軍団のプレーに観客は釘付けとなった。 プレミア、ラ・リーガ、ブンデス、セリエA、そしてPSGの所属するリーグ・アンは欧州5大リーグと呼ばれており、各リーグには複数のビッグクラブが存在する。欧州5大リーグやビッグクラブは、Jリーグとはビジネス面でどのような違いがあるのだろうか。データや事例を基に深掘りしていく。
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Jリーグ
浦和サポーター間でも物議を醸した横断幕。その真意と今後の日本サッカー界における観戦スタイルとは
8月10日に埼玉スタジアムで行われたルヴァンカップ・浦和レッズ対名古屋グランパスで、浦和のホームゲームとして約2年8カ月ぶりに「声出し応援」が実施された。Jリーグが定める「声出し応援運営検証試合」として声出し可能となったゴール裏には、浦和側に約7000席、名古屋側に約1000席が用意され、浦和側は完売。試合は浦和が3-0で勝利した。
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サッカー
大盛況だったパリ・サンジェルマンのジャパンツアー “コロナの時代”の集客ビジネスの可能性とは
新型コロナウイルス禍で集客ビジネスは転換期を迎えている。しかし、その“常識”が覆されるような出来事が7月末にあった。リーグ・アン(フランス・リーグ)のパリ・サンジェルマン(PSG)のジャパンツアーだ。同20日の川崎フロンターレ戦は6万4922人を集め、新国立競技場のレコードを更新。同23日の浦和レッズ戦(埼玉ス)は6万1175人、 同25日のガンバ大阪戦(パナスタ)にもスタジアム記録となる3万8251人が詰めかけた。
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サッカー
21歳久保建英、”勝負のシーズン”。中田、小野、香川に並べるかー
欧州で戦うサッカー選手にとって、21歳は決して若くはない。サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・ソシエダード入りした日本代表の久保建英は、勝負のシーズンを迎える。7月19日に行われた入団記者会見。「ラ・レアル」を新天地に選んだ理由ついて「チームのプレースタイルが自分にすごく適しているというのが最大の決め手。ピッチ上での結果が全て。自分が今一番成長するために、適しているかなと思って決めた」とはっきりした口調で語った。スペインで4季目を迎えるが「何シーズン目ということを考えずに、ゼロからのスタートじゃないけど、新しくチームも変わって、個人としては結果だけにこだわって、この1年やっていきたい」と、再出発への意気込みを口にしている。
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サッカー
国立新記録も更新!E-1に約6万人の観客差をつけたPSG凱旋初戦を分析
パリ・サンジェルマンの来日をどれほどのファンが待ち望んでいたか。熱狂度は、数字を見れば分かる。 「6万4922人」 これは日本ツアー初戦の川崎フロンターレ戦でたたき出した入場者数。6月に日本代表がFIFAランク1位のブラジル戦と対戦したときを上回る、新国立最多の数字となった。 「1万3000人」 これは18日に秩父宮ラグビー場で行われた有料公開練習(大人は4500円、小中高生は2000円)に集まった人の数。川崎フロンターレ戦の前から、パリ・サンジェルマンの選手を一目見たいと願うファンのボルテージは上がりきっていた。
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サッカー
ジャパンツアーが人気爆発のパリ・サンジェルマンがNumberとのコラボでNFT発行!クラブ史上初の取り組みの持つ意味とは
サッカー・フランスリーグの強豪、パリ・サンジェルマン(PSG)が、クラブ史上初めてメディアとコラボしたNFTを発行する。PSGのジャパンツアーを運営する「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022実行委員会」が本日発表した。
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サッカー
W杯直前にビッグクラブに別れ 日本代表10番南野の移籍金約25億は、適正か!?
食事会場でチームメートに挨拶したり、練習場のピッチでは新加入選手への「お約束行事」として頭をぱたぱたと叩かれたり――。ASモナコが公式ツイッターにアップした動画や画像には、新天地で第一歩を踏み出した南野拓実(27)の充実した表情が満載だ。サッカーのフランス1部リーグで昨季3位だった同クラブが、日本代表の10番と4年契約を結んだことを正式に発表したのは6月28日だった。英BBCによると、移籍金は1500万ユーロ(約21億円、1ユーロ=約140円で換算)で、さらに300万ユーロ(約4億2千万円)の出来高がつく。イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールで出場機会が限られたアタッカーは、ワールドカップ(W杯)カタール大会の開幕まで5カ月を切ったタイミングで環境を変えるという大きな決断を下した。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#3】仮想通貨関連企業はスポーツ界の希望となるか、一時の清涼剤で終わるのか。そこにある可能性とリスク
スポーツの世界で勢いづく仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界とスポーツの関係性を紐解く連載企画「スポーツと仮想通貨」。第3回では、そこにある大きな可能性とリスクに迫る。
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サッカー
“史上屈指のサバイバル” 苦手な南米チームとの戦いで浮き彫りになった日本の課題とは?
W杯に向けた準備が本格的に始まった。日本代表は6月の国際Aマッチデーで4試合の強化試合を敢行。皮切りとなった2日の初戦、パラグアイ戦は4―1の快勝を飾った。そして6日、このシリーズの“大本命”とも言えるFIFAランク1位のブラジルと対戦し、0―1で敗れた。南米勢との試合を経て浮かび上がった収穫と課題は。W杯に向けて突き詰めるべきものとは。2試合を通して見えた現在地があった。
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テニス
日本で、“柴原瑛菜のローランギャロス・ミックスダブルスでのグランドスラム初優勝の価値”は適切に伝えられているか!?
テニス4大メジャーであるグランドスラムの第2戦・ローランギャロス(全仏オープンテニス)で、柴原瑛菜(WTAダブルスランキング8位、5月23日付)が、ウェスレイ・コールホフ(ATPダブルスランキング11位、5月23日付)と組んだミックスダブルスで初優勝を飾った。24歳の柴原にとっては、嬉しいグランドスラム初タイトル獲得となった。
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スポーツビジネス
【スポーツと仮想通貨#2】仮想通貨関連企業とスポーツチーム運営 欧州サッカー界から広がる「トークン」とオーナーシップに関与する新たな動き
中国、ロシア、中東マネーが欧州サッカー界を中心に席巻してきたが、中国は一時の勢いを失い、ロシアはウクライナへの軍事侵攻により、その地位を失った。そうした中で、勢いづくのが仮想通貨をはじめとしたデジタル資産の業界だ。今回は、デジタル資産の一つとしてサッカー界を中心に広がる「ファントークン」や、深まっている暗号資産関連企業とスポーツチームの関わりに迫る。
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サッカー
栄冠を手にするのはレッズか、エル・ブランコか。膨大な放映権が絡むビッグタイトル決勝をプレビュー!
いよいよ日本時間で明日に迫ったUEFAチャンピオンズリーグ(以下、CL)決勝。当初は、ロシア・サンクトペテルブルクにあるガスプロム・アレナで開催される予定だったこの試合は、ウクライナ侵攻に伴う情勢悪化のため、ロシアでの開催権利が剥奪された。その後、欧州サッカー連盟(以下、UEFA)は決勝の開催地をフランス・パリのスタッド・ド・フランスに変更すると発表。政治的背景によってスポーツ界にも影響が及んだ。