10位:インナーマッスル信仰を捨てよ。日本人が身につけるべき筋トレ知識

インナーマッスル信仰を捨てよ。日本人が身につけるべき筋トレ知識(前編)

スポーツに興味を持たない人でも、「インナーマッスル」という言葉を知っている人は多いだろう。2008年まで明大サッカー部員だった長友佑都選手が、日本代表入りし、FCインテル入団まで駆け上ったサクセスストーリーを支えたのが「体幹トレーニング」であり、そのキモがインナーマッスルである、というのがおよその一般認識ではなかろうか。(文=FR[ブロガー])

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まだまだ存在する「インナーマッスル」への過剰な評価、「アウターマッスルばかり鍛えないで」という事例に対するアンチテーゼを狙った記事です。体幹トレーニングだけでいいわけがもちろんありませんし、要素還元主義ではなく全体の調和こそが目指すべきところです。そうした風潮に一石を投じる記事だったと思います。

9位:なぜ日本スポーツでは間違ったフィジカル知識が蔓延するのか?

なぜ日本スポーツでは間違ったフィジカル知識が蔓延するのか? 小俣よしのぶ(前編)

小俣よしのぶというフィジカルコーチをご存知だろうか? 近年、Facebookでの情報発信が多くのコーチの注目を集めている人物だ。いわく「サッカーが日本をダメにする」「スキャモンの発育曲線に意味はない」「スポーツスクールは子どもの運動能力低下要因の一つ」……一見過激に見えるそれらの発言は、東ドイツ・ソ連の分析と豊富な現場経験に裏打ちされたもの。そんな小俣氏にとって、現在の日本スポーツ界に蔓延するフィジカル知識は奇異に映るものが多いようだ。詳しく話を伺った。

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育成年代では定番となっている「スキャモンの発育曲線」ですが、どの程度の方が原著にあたったことがあるでしょうか? スキャモン氏は医学、解剖学者であり、スポーツ科学に関わりのない人物。「The Measurement of Man」という書籍の、ごく一部に触れられているにすぎない発育曲線が独り歩きし、いつしかバイブルとして定着しました。様々な点で目からウロコが落ちる記事です。

8位:なぜ日本ハムは新球場を建設するのか?  壮大なボールパーク構想の全貌

なぜ日本ハムは新球場を建設するのか?  壮大なボールパーク構想の全貌

29日、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが、新球場構想に関する発表を行った。札幌市内で行われた説明の中で、責任者である前沢賢事業統轄本部長は「ここにしかない場所、道民の皆様に誇ってもらえるような施設にしていきたい」と夢の構想を語った。新球場構想は単なる球場移転の話に留まらない。球場新設に託す思い、その先にファイターズが描く夢とは? 作家・スポーツライターの小林信也氏に寄稿いただいた。(文:小林信也)

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小林信也さんの寄稿です。日本ハムファイターズが語った、新球場に関する構想。前沢賢事業統轄本部長が「ここにしかない場所、道民の皆様に誇ってもらえるような施設にしていきたい」と語る、壮大なボールパーク構想とは? 

7位:プロ野球、本当に成功しているのはどの球団? セ・リーグ編

プロ野球、本当に成功しているのはどの球団? セ・リーグ編

今月31日に開幕するプロ野球のペナントレース。セ・リーグは昨年広島が25年ぶりの優勝を果たし、DeNAが初のAクラス入りを果たすなど勢力図に大きな変化が見られた。広島、DeNAの勢いはこのまま続くのか? 阪神、中日の巻き返しはあるのか? 各球団の編成について分析してみた結果、まずはセ・リーグの6球団について見てみたい。

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西尾典文さんの寄稿です。2007年~2016年の10年間を対象とし、スカウティング、育成、トレード・FA、外国人、将来性という項目から「本当に成功しているチーム」を分析したもの。パ・リーグ編も合わせてご覧ください。

6位:野球のトレーニングに「走り込み」は必要なのか? vol.1

野球のトレーニングに「走り込み」は必要なのか? vol.1

日々、進化し続けるスポーツのトレーニング事情。近年、とりわけ話題になっているのが「走り込み」と「ウェイト・トレーニング」の是非をめぐる問題だ。野球という競技において「走り込み」はそれほど効果がなく、「ウェイト・トレーニング」にもっとしっかり取り組むべき、という考え方が広まってきている。

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あらゆるスポーツで基礎トレーニングとして取り入れられる、走り込み。それだけに、ダルビッシュ有投手が「ランニングは足腰の強化にあまりつながらない」と述べたことは、様々な方面に衝撃を与えました。その真意はどこにあるのでしょうか? 田澤健一郎さんに執筆いただき、多くの反響を呼んだ記事です。

5位:豪を破壊した、ハリルの「開始30秒」。徹底分析・オーストラリア戦

豪を破壊した、ハリルの「開始30秒」。徹底分析・オーストラリア戦

ハリルホジッチ監督率いるサッカー日本代表は、豪代表を迎え、快勝。W杯本大会への、6回連続となる出場権を手にしました。W杯予選の歴史の中で、日本代表が勝利したのは初めての事で、イビチャ・オシム監督時代のPK戦での勝利も、公式記録としては引き分け扱い。アルベルト・ザッケローニ監督時代の最終予選でも、ホーム・アウェーともにドローでした。 そんな強敵を、見事にうち倒した「ハリルホジッチの傑作」とも称すべきその作戦の要諦を読み解きます。

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W杯予選で一度も勝ったことのない宿敵、オーストラリアを完膚無きまでに叩きのめし、見事ロシアW杯出場権を獲得した一戦。その詳細について、五百蔵容(いほろい・ただし)さんに解説していただきました。ヤフー掲載記事含めて、数百万PVにのぼるアクセスを叩き出した記事です。

4位:ハリルホジッチ監督、退任を示唆?「プライベートで大きな問題」

ハリルホジッチ監督、退任を示唆?「プライベートで大きな問題」

サッカー日本代表は31日、ワールドカップ・アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表と戦い2-0で勝利。初めてホームでW杯出場権を獲得した。しかし、ヴァイド・ハリルホジッチ監督は退任を示唆するようなコメントを残している。

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上記オーストラリア戦後、ハリルホジッチ監督は記者会見を「プライベートな問題」があるとして切り上げ。その真意をめぐり、様々な憶測が乱れ飛びました。その短い記者会見の全文を、編集部がリポートし掲載した記事です。

3位:なぜ「2人だけ」甲子園に行けない? 誰も指摘しないベンチ入り制限の怪

なぜ「2人だけ」甲子園に行けない? 誰も指摘しないベンチ入り制限の怪

連日メディアを賑わす「甲子園」の話題だが、出場校決定!の吉報の陰で泣くのは、地方大会で敗れた選手ばかりではない。各都道府県大会ではベンチ入りをしていた選手が、甲子園の土を踏むことができない理不尽とは? (文=小林信也)

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せっかく地方大会を勝ち上がり、甲子園の切符を掴んでも、出場枠の関係から2名が外れる。「なぜ入場行進ができず、背番号も与えられない悲しみを経験する必要があるのか?」。小林信也さんからの提言、コメント欄も含めてぜひお読みください。

2位:【第一回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論「いつか、日本球界に戻りたいなって思っています」

【第一回】ダルビッシュ有のプロ野球改革論「いつか、日本球界に戻りたいなって思っています」

日本球界が生んだ最高の投手、ダルビッシュ有。メジャーリーガーとして圧巻のパフォーマンスを披露する傍ら、SNSを活用してしばしば球界に対する問題提起も行ってきた。今回、トークゲストに前DeNA球団社長の池田純氏を迎え、数少ない“主張するアスリート”への独占インタビューが実現。彼があえてメディアを通じて発したかったオピニオンとはーー。日本球界への熱い思いが伝わるプロ野球改革論、必見のインタビューだ。

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メジャーリーグで圧巻のパフォーマンスを披露する一方、ソーシャルメディアを積極活用し多くの議論を巻き起こすダルビッシュ有投手。ピッチ内外で大きな存在感を持つ、才気あふれる人物は何を語ったのでしょうか? トークゲストに池田純氏(横浜DeNAベイスターズ前社長)を迎えたロングインタビューです。

1位:日本は、いつまで“メッシの卵”を見落とし続けるのか? 小俣よしのぶ(前編)

日本は、いつまで“メッシの卵”を見落とし続けるのか? 小俣よしのぶ(前編)

今、日本は空前の“タレント発掘ブーム"だ。芸能タレントではない。スポーツのタレント(才能)のことだ。2020東京オリンピック・パラリンピックなどの国際競技大会でメダルを獲れる選手の育成を目指し、才能ある成長期の選手を発掘・育成する事業が、国家予算で行われている。タレント発掘が活発になるほど、日本のスポーツが強くなる。そのような社会の風潮に異を唱えるのが、選抜育成システム研究家の小俣よしのぶ氏だ。その根拠を語ってもらった。(取材・文:出川啓太)

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並み居る記事を抑え、2017年栄えあるランキング1位を獲得したのは小俣よしのぶ氏のインタビュー記事。タレント発掘ブームに湧く一方、その選抜方式にはまだまだ課題が多く残されています。本来ならば大成したかもしれない、いわば“メッシの卵”を見過ごすケースはまだまだ多いのではないか、そうした問題意識からこの記事は制作されました。

2017年、本当にありがとうございました(編集部一同)

以上、2017年のアクセスランキングトップ10となる記事を紹介させていただきました。
 
お断りしたいのは、アクセスだけが価値判断基準ではもちろんないということです。それほど多くのアクセスを集めずとも、固定概念に一石を投じるような内容の記事は多くあります。今回のランキングは、あくまで「アクセス」という基準から紹介させていただいたに過ぎません。
 
ただ、アクセス数が多いということは、それほど多くの人にとって訴えかけるものがあった、ということでもあります。そうした観点から、これらの記事を再読いただければありがたく存じます。
 
2017年も暮れました、皆さまどうか良いお年をお過ごしください。


VictorySportsNews編集部