総合
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サッカー
ドイツ・ブンデスリーガに転換期 平等か格差か、リーグ成長の鍵を握る分配比率
2023年1月、冬の移籍市場でチェルシーが移籍金1億ユーロクラスの選手たちを次々に買い集めていた頃、DFL(ドイツサッカーリーグ機構)の総会の新年の挨拶の中で、ヨアヒム・ヴァツケ相談役会会長(ドルトムントのCEOでもある)は、「どぶネズミのレースに参加する必要はない。私たちはもっと自分達に自信を持つべきだ」と語りつつも、ブンデスリーガのさらなる国際化の必要性を唱えていた。
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パリ五輪
競技という枠だけでなくカルチャーとして注目したい、パリ五輪で注目の「ブレイキン」
2024年パリ五輪で初採用されるブレイキンはカルチャーから発展したスポーツ。 1970年代に米ニューヨークのギャングの抗争を暴力ではなく踊りで平和的に対決するようになったことが起源とされる。業界内には競技化が進み、ダンスに点数をつけることに違和感を持つ層が多く存在するのが現状だ。 国際大会「FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo」が2023年3月21日、ニューピアホール(東京都港区)で開催された。Undisputed Masters は世界で最もリスペクトされる大会の一つ。パリ五輪選考レースの対象となる世界ランキングポイントが加算されるワールドツアーなどとは異なり、カルチャー的な側面を色濃く残している。
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サッカー
あの「CRAFT SAKE WEEK」が4年ぶりに復活! 中田英寿の行動力・実行力が生み出す日本最大級の日本酒イベントの進化と発展
サッカー元日本代表の中田英寿氏が代表を務める株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY(本社:東京・港区)は、2023年4月21日(金)から30日(日)までの 10 日間、東京の六本木ヒルズアリーナで日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」を開催する。16年にスタートした「CRAFT SAKE WEEK」は新型コロナウイルス禍の影響による中止を経て、実に4年ぶりの“復活”。日本の食文化の魅力を世界に発信するステージとして注目を集めてきた日本最大級の日本酒イベントを進化・発展させてきた、その“原動力”を考察する。
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モーグル
「小事が大事」を大切に。モーグルのトップアスリートが夢を実現するためにジュニアに伝えたいこととは
4月7日から9日にかけて、北海道札幌市のサッポロテイネスキー場で「WORLD MOGUL CAMP by UNIQLO」が開催された。子どもたちへの講師役として、北京五輪のモーグル男子の表彰台に上がったウォルター・ウォルバーグ(スウェーデン)、ミカエル・キングスベリー(カナダ)、堀島行真(トヨタ自動車)の3人に加え、同5位のニック・ペイジ(米国)、女子で同5位の川村あんり、オリンピック2大会出場の星野純子らモーグルのトップアスリートたちが集結。昨年も協賛していたユニクロが今年はメインスポンサーとなり、子どもたちにとって夢のようなイベントが実現した。
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野球
2020年代に入り、夢でしかなかった160キロを超える投手が続出する“新時代”へ。かつての日本最速・五十嵐亮太が語る2つの理由
現在の日本球界NO.1の速球王、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が4月14日のオリックス・バファローズ戦(ZOZOマリン)に先発。初回から時速160キロ台のストレートを連発し、共に今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦った山本由伸との投げ合いを制した。
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相撲
大相撲春場所を終えて〜今後が楽しみな注目力士たち
3月の大相撲春場所は新関脇霧馬山の初優勝で幕を閉じた。これまでさほど目立つ存在ではなかったモンゴル出身の26歳が、先輩たちの伝統に則ってたくましくなり、千秋楽に大栄翔を連破しての逆転優勝で一気にスポットライトを浴びた。横綱照ノ富士が全休、大関貴景勝が途中休場で横綱、大関陣が不在となった状況で、場所後を含めて驚異の新十両や新弟子の誕生もあった。新型コロナウイルス対策で大きな転換点を迎える5月の夏場所を前に、変化に富んだ春となった。
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野球
日本は異常⁉︎ 米国内WBC人気と野球市場の真実から見る今後の発展性
第5回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、決勝で日本が米国を下して3度目の優勝を果たした。この結果にほとんどの国民が歓喜し、日本国内では大いに盛り上がった。 一方のアメリカは優勝こそ逃したものの2大会連続で決勝戦に進出したが、日本と比べてその盛り上がりはどうだったのだろうか。現地からその実情をレポートしてもらった。
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サッカー
復権と呼ぶには気が早い? 欧州CLで、イタリア勢3チームが8強
復権と呼ぶには気が早いだろう。それでも、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)は、近年になくイタリア勢が元気だ。8チーム中、実に3チームがイタリア1部リーグ(セリエA)のクラブ。その他はイングランド勢が2、スペイン勢が1、ドイツ勢が1、ポルトガル勢が1。イタリア勢が3クラブも準々決勝に勝ち進んだのは2005/06年シーズンのACミラン、ユベントス、インテル・ミラノ以来で、久々の躍進である。
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格闘技
異例ずくめのボクシング転向デビューを迎える那須川天心
キックボクサー時代に“神童”と呼ばれた那須川天心(24歳=帝拳ジム所属)が8日、東京・有明アリーナでボクシングのプロデビュー戦に臨む。 スーパーバンタム級6回戦で拳を交える相手は、日本バンタム級2位にランクされる与那覇勇気(32=真正)。世界戦2試合を脇に置いて那須川が中央に配置されたポスターが象徴しているように、この日のイベントの最注目選手が24歳のサウスポーであることは間違いない。「自分の可能性を開拓するために新しいことに挑戦する」と話す那須川は、どんなパフォーマンスを見せるのか。